SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(5-ALA)(※1)を利用した医薬品等の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(所在地:東京都港区六本木1丁目6-1、代表取締役 北尾吉孝、以下「SBIファーマ」)とタグシクス・バイオ株式会社(所在地:東京都目黒区駒場4丁目6-1 東京大学 駒場オープンラボラトリー403、代表取締役 古関千寿子、以下「タグシクス・バイオ」)は、両社が行う共同研究開発において進展がありましたことをお知らせいたします。
SBIファーマとタグシクス・バイオは、2020年11月25日付ニュースのとおり、共同研究開発契約を締結し、新規抗がん剤の共同研究開発(以下「本開発」)を推進しております。
この度両社は、本開発コンセプトを実現するための、がん分子標的特異的DNA アプタマーのスクリーニングと初期検証のステージが完了し、次ステージの抗がん効果確認試験 (細胞試験)に進むことに合意いたしました。
両社は、SBIファーマが有する5-ALA関連技術とタグシクス・バイオが創製した選択的DNAアプタマーである“Xenoligo®”を応用し、画期的がん治療の実現に向けて、本開発を一層加速化してまいります。
(※1)5-アミノレブリン酸とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。5-アミノレブリン酸は、焼酎粕や赤ワイン等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
以上
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBIファーマ株式会社
E-mail: info_ala@sbigroup.co.jp
タグシクス・バイオ株式会社
E-mail: info@tagcyx.com
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