(抄訳)バーレーン経済開発委員会からのプレスリリースのお知らせ

SBIファーマ株式会社

 SBIホールディングス株式会社の子会社で 5-アミノレブリン酸(ALA)(※1)を利用した医薬品、化粧品、健康食品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾 吉孝)は、2012年10月10日付けのプレスリリース「バーレーン駐在員事務所設立に関するお知らせ」の通り、2012年10月9日付けで正式にバーレーン駐在員事務所開設にかかる認可を取得いたしましたが、このたびバーレーン経済開発委員会(以下「EDB」)より本件に関連したプレスリリースがございましたのでお知らせいたします。

 以下は、EDB の英文リリースの原文を抄訳したものです。

 日本の製薬会社が中東・アラビア湾岸地域の拠点としてバーレーンに駐在員事務所を開設
~正式開業に際して SBI グループの代表がバーレーンを訪問~

 2013年1月14日、マナーマ:SBI ホールディングス株式会社の子会社でバイオ関連事業を手掛ける SBIファーマ株式会社(以下「SBI ファーマ」)は、バーレーンに駐在員事務所を設立しました。今回の発表は、 SBI ホールディングス代表取締役執行役員社長兼 SBI ファーマ代表取締役執行役員 CEO である北尾氏のバーレーン訪問を受けて行ったものです。この訪問中、北尾氏は運輸相兼 EDB 会長代行のカマール・ビン・アハマド氏と面会いたしました。

 SBI ファーマは 5-アミノレブリン酸(ALA)を主要成分とした医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等に注力しています。このたびの駐在員事務所設立は、SBIファーマにとってGCC地域(※2)における事業展開を図る上での第一歩となります。SBI ファーマは糖尿病やがん早期診断などの多数の臨床研究を進めるとともに、GCC 地域へ製品のマーケティング活動を展開していく予定です。

 北尾社長は「バーレーンに拠点を設立することができ、喜ばしく思っております。今後の中東地域での事業展開を見据えた当社のバーレーン拠点設立に対する、EDB およびバーレーン政府の支援に感謝したいと思います。SBI グループでは、5-アミノレブリン酸(ALA)を中心とするバイオ関連事業を高成長分野と位置付けており、医薬品、化粧品および健康食品の研究・開発等に注力する形でグローバルに展開しております。」と述べています。

 SBI ファーマ株式会社のバーレーン進出は EDB による直接的なアウトリーチ活動を意味しており、 2012 年においてバーレーン政府が継続して海外からの投資を奨励したという最近のニュースを裏付けるものです。

 2012 年において、EDB は今後 3 年間で 900 近くもの雇用を創出するであろう、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの他、中東地域からの対外投資も誘致し、非金融サービスに関わる海外からの投資額は百万米ドル超にも上りました。また、EDB はこの1年、2011 年にバーレーン国内においてプロジェクトを開始した RMA や BASF といった企業を継続して支援しました。

 カマール・ビン・アハマド運輸相兼 EDB 会長代行は、「SBI ファーマがバーレーンに拠点を設立してくれたことを嬉しく思っております。SBI ファーマはバーレーンでの更なる事業拡大と投資機会を求めており、我々は今後も緊密に連携してまいります。バーレーンと日本は政治・経済・文化面において長期に渡る関係を築いており、金融業、貿易業、製造業、建設業の分野において現在 20 社近い日本企業がバーレーン国内で営業しています。」と述べています。

 今や 1.4 兆ドルもの市場規模を誇り、アラビア湾地域におけるビジネス・金融の中心地であるバーレーンは、サウジアラビア、クウェート、カタールといった巨大経済圏へのアクセスが容易な玄関口と長らく評されています。高度な技術を有するバイリンガルの労働者がおり、低コストで事業を行えることから、バーレーンはアラビア湾地域への投資に関心を持つ企業の拠点として必然的に選ばれています。

以上

【ご参考】
バーレーン経済開発委員会(EDB)について

 EDB は、対内投資誘致に関して全面的な責任を負っている政府機関であり、バーレーンが特に強みを有する各種経済分野に対して注力して支援を行っています。

 注力する重点分野には、製造、ICT(情報通信技術)、物流、輸送やその他の各セクターがあります。バーレーンはとりわけ金融サービス部門に強みを有しており、EDB では、銀行業の他、イスラム金融、アセットマネジメント、保険、再保険など主要な各セクターの継続的な発展も支援しています。

(※1)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALA は、焼酎粕や赤ワイン、かいわれ大根等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

(※2)GCC(Gulf Cooperation Council)とは:
バーレーンが加盟する中東・アラビア湾岸地域における地域協力機構(湾岸協力会議)の略称

********************************************本プレスリリースに関するお問い合わせ先:

SBI ファーマ株式会社 経営企画部 03-6229-0095

印刷時には、PDFデータをご利用ください。
印刷用PDF

Mechanical Translations by Google »