SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(5-ALA)(※1)を利用した医薬品等の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾吉孝、以下、「SBIファーマ」)は、この度、Scivita Medical Technology Co., Ltd. (本社:中華人民共和国蘇州市、ゼネラルマネージャー:陳東、以下「Scivita社」)の泌尿器科向けシングルユース内視鏡の日本国内における独占販売契約を締結いたしましたので、お知らせします。
SBIファーマは、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)時における筋層非浸潤性膀胱癌の可視化に用いられる光線力学診断(PDD)用剤「アラグリオ顆粒剤分包1.5g」、「アラグリオ内用剤1.5g」や医療用光源装置「Aladuck 405」を開発し、日本の泌尿器科医へ提供しています。
Scivita社は、さまざまな診療科向けのリユーサブル・シングルユース内視鏡やその関連機器、システムなど総合的な製品ラインアップを、中国および欧米などで販売しています。
泌尿器科領域において、交差汚染リスクやメンテナンス・滅菌の負担から、使い捨てのシングルユース内視鏡の需要が高まっています。この度の提携により、泌尿器科向けシングルユース内視鏡の2023年中の販売開始を予定しております。
SBIファーマは今後も、治療に取り組んでおられるより多くの患者様および医療従事者の皆様に、有益な製品をお届けできるよう一層努力してまいります。
(※1) 5-アミノレブリン酸とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。5-アミノレブリン酸は、焼酎粕や赤ワイン等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
以上
本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBIファーマ株式会社
E-mail: info_ala@sbigroup.co.jp
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