SBI ホールディングス株式会社
SBI ファーマ株式会社
SBI ホールディングス株式会社の子会社で 5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っている SBI ファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾 吉孝、以下「SBI ファーマ」)は、本日、本年 3 月に製造販売承認を取得した悪性神経膠腫の摘出手術に際して使用する体内診断薬「アラグリオ内用剤 1.5g」(一般名:アミノレブリン酸塩酸塩)を新発売いたしましたのでお知らせいたします。
本剤は悪性神経膠腫の摘出手術中における腫瘍組織の可視化を目的とした光線力学的診断(Photodynamic Diagnosis : PDD)のための経口体内診断薬で、SBI ファーマの事業パートナーである medac 社(ドイツ)がすでに欧州医薬品庁(EMA)の承認を受け、ドイツ、イギリス等欧州の 20 ヶ国以上の国々で発売しております。
本剤は私どもにとって第一号の医薬品となりますが、今後も様々な疾患に苦しむ患者さんに一刻も早く「アミノレブリン酸塩酸塩」を成分とする医薬品をお届けできるよう、研究・開発に尽力してまいります。
<製品概要>
販売名:アラグリオ内用剤1.5g
一般名:アミノレブリン酸塩酸塩
効能・効果:悪性神経膠腫の腫瘍摘出術中における腫瘍組織の可視化
用法・用量:通常、成人には、アミノレブリン酸塩酸塩として20 mg/kg を、手術時の
麻酔導入前 3 時間(範囲: 2 4 時間)に、水に溶解して経口投与する。
製造販売承認取得日:2013年 3 月 25 日
薬価:87,867.30円 (薬価基準 収載日: 2013 年 8 月 27 日)
発売日:2013年 9 月 26 日
製造販売元:SBIファーマ株式会社
(※)(5- アミノレブリン酸( ALA )とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。 ALA は、焼酎粕や赤ワイン、かいわれ大根等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
以上
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBIホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 03-6229-0126
医療機関等からの本製品に関するお問い合わせ先:
SBIファーマ株式会社 医薬開発本部 03-6229-0095
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