高知大学との共同出願による抗ガン剤の副作用の予防剤・治療剤に関する特許取得のお知らせ

SBI ファーマ株式会社

 SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表:北尾吉孝、以下「SBIファーマ」)は、抗ガン剤の副作用の予防剤及び/又は治療剤に関して、このたび日本での特許を取得いたしましたのでお知らせいたします。

 なお、本特許は国立大学法人高知大学(所在地:高知県高知市、学長:脇口 宏)と共同で出願したものです。

【特許番号】特許第5818906号
【発明の名称】抗ガン剤の副作用の予防剤及び/又は治療剤
【特許権者】SBIファーマ株式会社、国立大学法人高知大学
【特許出願日】2012年10月5日

 抗ガン剤は、手術、放射線療法と並ぶがんの三大治療法の一つですが、しばしば臓器障害等の重篤な副作用を引き起こすため、抗ガン剤の副作用の予防剤・治療剤の開発が医師や患者から切望されております。今回の特許取得に関しては、高知大学と共同で実施した基礎的研究において、ALA が抗ガン剤の副作用の予防及び/又は治療に有用である可能性を見出したことを端緒としています。

 なお、抗ガン剤の副作用の1つである貧血については、現在、治験実施医療機関の埼玉医科大学による医師主導治験(フェーズⅡ)が進んでおります。

 SBIファーマはアンメットメディカルニーズに応える医薬品を世界中の一人でも多くの方に提供できるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、医薬品等の研究開発に努めてまいります。

 (※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与する機能分子の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

以上

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBI ファーマ株式会社  経営企画部    03-6229-0095

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