バーレーン国防軍病院における、ALA を利用した2型糖尿病の臨床研究開始に関するお知らせ

SBI ホールディングス株式会社
SBI ファーマ株式会社

 SBIホールディングス株式会社の子会社で 5-アミノレブリン酸(ALA)(※1)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾 吉孝、以下「SBIファーマ」)は、2012年4月よりバーレーンでALA事業を展開しております。これまでバーレーン国防軍病院(Bahrain Defense Force Royal Medical Service Hospital)とALAを利用した2型糖尿病の臨床研究開始に向けて準備を進めてまいりましたが、このたび、バーレーンの国家保健規制局(NHRA:National Health Regulatory Authority)よりバーレーン国防軍病院での2型糖尿病(※2)の臨床研究実施の承認を受け、臨床研究を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

 今後バーレーン国防軍病院において、ALAと鉄剤の配合剤を用いた2型糖尿病患者に対する安全性と有効性を確認してまいります。今回の臨床研究では、ALAと鉄剤の配合剤をSBIファーマが提供し、バーレーン国防軍病院が臨床研究を実施します。臨床研究の経過については、定期的にNHRAに報告をしながら、慎重に進めてまいります。

 今後もSBIファーマはバーレーン政府と緊密に連携して事業を進めていくとともに、世界中の一人でも多くの方の健康に携われるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、国内外のパートナーとの研究開発に努めてまいります。

※1:5-アミノレブリン酸(ALA)とは体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、かいわれ大根等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。※2:糖尿病は大きく1型と2型に分けられます。1型糖尿病は先天的にインスリンが分泌されずに発症するものに対し、2型糖尿病は生活習慣などの後天的な要因によって発症する糖尿病のことです。、2型糖尿病では、インスリン分泌能の低下とインスリン感受性の低下(インスリンの働きが悪くなること)によって血糖値が上昇します。

以上

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBI ホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 03-6229-0126
SBI ファーマ株式会社 経営企画部 03-6229-0095

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